最後の治療です。
入院から案外早かったと思いながら最後のクール付き添い続投頑張りました。
歴代の付き添いベッドの次の行き先もお願いして退院を目指してもう、頭は退院後の事に思いが先行してました。
副作用で気分悪いのは慣れた感じで機嫌悪そうに横になっていましたが、最後になり免疫抑制もかかり口の中の粘膜が剥がれたりなんと初潮を迎えたり…喜んでいるのも束の間発熱。
あらゆる抗生剤が点滴投与され、血液検査しても原因が、わからない。
初潮=月経は、粘膜が剥がれる為に感染の恐れも有るからと婦人科の検査もしました。
どの抗生剤も効かないで40度を越える熱と、血圧の上昇。
怖かったです。
退院の事しか考えてなかったのに、不安で不安で高熱と血圧の上昇の時は夜も眠れないで様子に異変がないか横にいました。
酸素マスクと酸素の値を観るモニターと心電図、病室前の詰所でモニターチェック出来る様に装置が取り付けられました。
退院を夢見て浮き浮きしてたのに、ちゃんと帰れるんだろうか不安になってました。
自力の好中球は0行進。
白血球自体も0。
0行進が2週間越えました。
こんな事はこれまで幸い無かったので、自然治癒力を頼りに待ちました。
長く感じました。
0なので病室のアイソレーターから離れられず、熱も続いて娘もストレスだったと思います。
早く散歩したいと言う様になりました。
外泊や一時退院の時に散歩を勧めてもしなかったのに。
熱が下がり始めたけど数値上がらず、退院前検査をアイソレーター付きの車椅子で行きました。
その頃数値は上がり始めていたけどまだ僅かでした。
脚の筋力が無くなってました。
見たら脚だけ細いのです。
白血球や好中球を作り出す為に、身を削っていたのです。
避けるチーズをこの頃買って食べていました。
病院で出る牛乳が飲めなかったからです。
なかなか数値も満足に上がらないし、今年の夏は暑かったのでクーラーの効いた部屋ではなく外の世界に慣れる意味も有って一時外泊しました。
2泊3日。
子ども部屋にエアコンが無い為空気清浄機付きのエアコンを見に行き、扇風機で過ごそうと娘なりにしましたが脱水をわたしが恐れエアコンの風が行く和室に寝かせました。
水分補給は外泊の約束事項。
手洗いうがいとマスクと水分!と、娘に煩がられるくらい言いました。